2020年度より小学校で必修科目となったプログラミング学習。
しかし、将来プログラマーを目指すわけではないのに、「なぜプログラミングを学ぶの?」と考えている保護者も多いのではないでしょうか。
プログラミングを学ぶ目的はコンピュータに強くなることだけではありません。
プログラミングを学ぶことの最大の魅力は、「自分で想像し失敗しながらもチャレンジして、作り上げたものが動く喜びを感じること」だと考えています。
私はプログラマーを8年、システムエンジニアを4年経験しました。
そんな私の経験から、プログラミングは下記のようなメリットがあるということをご紹介します。
- 論理的思考力が鍛えらる
物事を順序立てて考えることができるようになり、論理的に物事を考えることができます - 問題解決力が鍛えられる
壁にぶつかっても、諦めずにチャレンジして問題を解決していくことができます - 想像(創造)力が鍛えられる
完成形をイメージし、そこに向かっていくことで個性と感性を伸ばすことができます - コンピュータに強くなる
楽しみながら行うことで、コンピュータが「好き」から「得意」になります - 将来の選択肢が広がる
プログラミングは将来的にも発展していく可能性が高く、就職に困ることはありません
プログラミングは小学校で必修科目になったことに加え、2022年には高校でも必修科目「情報Ⅰ」が新設、2025年1月からは大学入試共通テストにプログラミングが出題されるようになります。
この記事を読むと、プログラミングのメリットが分かり、有意義なプログラミング学習ができるようになります。
プログラミングの魅力を知って頂ければ幸いです。
子供がプログラミングを学ぶと得られる5つのメリット
1. 論理的思考力が鍛えらる
論理的思考力とは、物事の筋道を立てて考える力のことです。
プログラミングは完成形までの手順を順序立てて組み立てていきます。
順序立てて考え結論を導いたり、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力が身につきます。
でも、物事の筋道を立てて考えると言っても、具体的にはよくわからないですよね?
そこで簡単に説明する為、「おでんを煮込むときの順番」を参考例として解説します。
このように順序だてて考えることが物事の筋道を立てて考える力(論理的思考力)です。
プログラミングでも同じように、完成形に向けて最適な手順を自分で考え作っていきます。
実際は、もっと複雑な内容も考えることになり、物事の筋道を立てて考える力がついてきます。
2. 問題解決力が鍛えられる
プログラミングでは、分からないことをそのままにしておくと、コンピュータを正しく動かすことはできません。
プログラムがうまく動かないときには、何度もチャレンジして原因を突き止め、解決する必要があります。
プログラミングでは何度失敗してもやり直すことができます。
プログラミングではミスは必ず起きます。
失敗してもコンピュータが壊れるわけではありませんので、何度でもやり直すことができます。
皆さんが使っている、スマホやパソコンはどうでしょうか?
何度も更新のお知らせが来て、アップデートが行われますよね。
これは、コンピュータの中にバグ(失敗)があるので、それを修正しています。
マイクロソフトやアップル、グーグルなんかでもこのように失敗があります。
失敗を恐れず何度もチャレンジして問題を解決し、成功に導いていきます。
何度もチャレンジして完成させるという経験から、チャレンジすることの大切さを学びます。
3. 想像(創造)力が鍛えられる
完成形をイメージして、こうすれば動くのではないかという想像を膨らませます。
プログラミングでは、完成形は1つでも手順はみんな異なります。
1つのレールの上を皆んな同じように通って、コンピュータを動かすわけではありません。
それぞれの個性や感性によって、作り方は変わってOKなのです。
それではプログラミングの考え方について問題形式で解説します。
これってズルじゃないのって思われるかもしれません。
でもこれが許されるのがプログラミングです。
プログラミングでは、その子の前に無限のルートがあります。
A、B、Cのルートが気に入らなければ新たなルートを作ればいいのです。
子どもの個性や感性に任せて、オリジナルのルートを作ることができます。
プログラミングでは想像力を鍛えて、個性を伸ばしてあげることができます。
4. コンピュータに強くなる
コンピュータを「使う側」から「作る側」へ考え方を変えることができます。
- コンピュータの動きを理解できる
- 情報を処理する能力を身につけることができる
- タイピングが早くなる
また、タイピングなどは将来必ず必要なスキルです。
プログラミングでは常にキーボードを操作しますので、必然的にタイピング能力は高まります。
5. 将来の選択肢が広がる
プログラムを学ぶということは、AIやロボットを作るだけではなく、企業の情報管理システムの運用やWeb制作など様々な分野で活躍できます。
また、プログラミングができる人は世界的にも不足していて、優秀なプログラマの需要は世界的に高くなっています。
さらに伸び続ける分野であるため、子どもが将来就職するときもプログラミングの需要は高いと予想されます。プログラミングを学んでおけば就職や転職先の選択肢が広げられるでしょう。
また、プログラミングは場所を選びません。
パソコンとインターネットの環境さえあれば世界中のどこにいたって仕事はできます。
独立してフリーランスなども考えられ、働き方も自由になりますので、未来の働き方にぴったりではないでしょうか?
小学生のプログラミングはどうやって学ぶ?
Scratch(スクラッチ)を使用して無料で学ぼう
無料で始めることのできるプログラミングとして、Scratch(スクラッチ)が有名です。
Scratchは完全無料でパソコンやタブレットを使用してプログラミングを行うことができます。
パソコン教室でもScratchを使用して教えていますよ
Scratchであれば、難しいプログラミング言語を覚えることなく、マウスで簡単に操作ができます。
慣れてくると、自作でゲームも開発できるようになります。
※ Scratchとは、アメリカ・マサチューセッツ工科大学のメディアラボが無償で公開しているビジュアルプログラミング言語です。画面上に準備されているブロックを組み合わせてプログラムを作り、そのプログラムによって画面上のキャラクターを動かしたりできます。
プログラミングをNintendo Scratchで学ぶ!
芸能人のよゐこの2人が紹介していることでも話題になった、Nintendo Switch専用ゲーム『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』。
ゲームの中で、プログラミングをしてキャラクターを動かしたり、実際にゲームを作成できたりします。
遊びながらプログラミングを学べそうですね!
プログラミング教室は、授業や試験対策もできる!
2022年に初めて全国学力テストの小6算数で「プログラミングに関する問題」が出題されたことはご存知でしょうか?
小6の算数では、「プログラミング」に関する問題が初めて登場。「直線を引く」「左に90度回転する」などと正方形を描くプログラムを例示した後、正三角形の誤ったプログラムを示し、どのように見直したらよいかを考えさせた。
引用元:全国学力テスト、小6算数でプログラミングの問題も(読売新聞)
プログラミングを学んでいないと難しい問題です・・・
プログラミングは小学校で必修科目になったことに加え、2022年には高校でも必修科目「情報Ⅰ」が新設、2025年1月からは大学入試共通テストにプログラミングが出題されるようになります。
しかし、学校の先生はプログラミングを本格的に学んでいません。
学校の授業だけで本当に大丈夫ですか?
プログラミング教室であれば、初心者のこどもでも楽しく・分かりやすく指導してくれます。
また、オンラインも充実しているので、お家で学ぶことも可能です。
初めてのプログラミングはTech Kids Online Coaching がオススメ。
無料体験ができますので、ぜひ体験してみてください!
\ オンライン対応!無料体験あり! /
まとめ|プログラミングで子どもの個性を伸ばそう!
プログラミングを学ぶというのは、従来のような詰め込み式の勉強とは異なります。
子供のやりたいという気持ちを引き出し、自主的に考えチャレンジしていくことを促します。
プログラミングを学ぶことで得られる5つのメリットをご紹介しました。
- 論理的思考力が鍛えらる
- 問題解決力が鍛えられる
- 想像(創造)力が鍛えられる
- コンピュータに強くなる
- 将来の選択肢が広がる
プログラミングは、「自分で想像し失敗しながらもチャレンジして、作り上げたものが動く喜びを感じる」ことが出来ます。
子供の秘められた力を伸ばすためにも、プログラミングを学ばせてみてはいかがでしょうか?
もしかしたら将来、皆さんの子供がロケットを飛ばしているかもしれませんよ?
プログラミングを学ぶには、教室で学ぶことが効果的!
初めてのプログラミングはTech Kids Online Coaching がオススメです。
無料体験ができますので、ぜひ体験してみてください!
\ 専属コーチが指導!無料体験あり! /
コメント